中国・日本・韓国のBtoC向け巨大ECモール BtoC向けのECモールは、各国の市場規模の拡大に合わせて巨大化の一途を辿っている。日本では楽天市場や昨年一躍脚光を浴びたYahoo!ショッピング、中国ではアリババグループの天猫tmallと猛追する京東商城、韓国ではeBayに買収されたGmarketといずれも各国のIT産業の一翼を担っているメガ企業だ。 世界的に見ても2013年にはアジア太平洋地域がBtoCのEC市場規模で最大の地域となり、2016年にはその割合が40%近くまで達すると言われている(出典:eMarketer)。その中で日本・中国・韓国の3カ国が8割を占めており、グローバルで見てもこの3カ国のBtoCのEC市場への影響力は極めて大きい。今回はその中国・日本・韓国のBtoC向け巨大ECモールから市場のトレンドを見ていきたい。 引用 *1)2億3100万人のアリババグループのアクティ