かつて三菱を代表するコンパクトカーとして人気を博した『ミラージュ』が、昨年の東京モーターショーで装い新たに“復活”を遂げた。 コロンとした愛嬌あるスタイリングは反響が大きかったようで、発売を心待ちにしているファンは多い。 ところがミラージュは今回から、生産地をタイに移し、発売もタイが先行するという。3月末に行われたバンコクモーターショーで、特設コースにて試乗するチャンスがあると聞き、出かけて行った。 まずショー会場内の三菱ブースでは、8色そろうカラフルなボディカラーをアピールするように、かなりのスペースを割いてミラージュをディスプレイ。 タイの女性ユーザーにもウケは上々のようで、5つあるグレードのうちベーシックの「GL」は38万バーツと、タイで買える最もリーズナブルなクルマのひとつに入るため、初めて愛車を購入する層や若年層にも注目されている。 安価とはいえ実際に触れてみると、インパネなどの