第2次世界大戦後、いわき市の小名浜港の防波堤として沈められた旧日本海軍の駆逐艦「汐風(しおかぜ)」と「澤風(さわかぜ)」をモチーフにしたアニメ作品の制作発表会が4日、同市小名浜で催され、予告編が初めて上映された。関係者は「史実をモチーフにしたアニメ作品で小名浜を"聖地"にし、盛り上げたい」と観光地・小名浜の復活へ向け、作品に込める思いを燃やしている。来春の完成を目指し制作作業が進む。 予告編は、本県を舞台に開催中の「マジカル福島」のイベント「マジカル☆ハーバーナイト小名浜」で上映された。汐風、澤風は駆逐艦として、大正時代に完成。終戦後、資材不足だったことや駆逐艦の平和利用の観点から防波堤に転用された。汐風はいわき・ら・ら・ミュウ付近に眠り、澤風はタービンが三崎公園に残されている。 作品のタイトルは「人力戦艦!?汐風・澤風」。震災により小名浜に開いた時空の穴から敵が来襲し、両駆逐艦をモデルに
![駆逐艦「汐風」「澤風」...アニメで復活 いわきで予告編初上映:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b940f15ec509950d3cb0721763d16acafaf5992e/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.minyu-net.com%2Fnews%2F161105news1.jpg)