財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)は17日、世相や出来事から2011年を漢字1字で表す恒例の「今年の漢字」の募集を11月1日から始める、と発表した。 最も応募の多かった漢字を選び、12月12日の「漢字の日」に清水寺(東山区)で森清範貫主の揮毫(きごう)により発表する。今年で17回目。阪神大震災があった1995年(初回)の漢字は「震」。台風や地震など記録的な天災が多発した2004年は「災」、昨年は猛暑の連続やチリ落盤事故を受けて「暑」だった。 応募は、はがきに漢字1字とその理由、郵便番号、住所、氏名、年齢、性別、電話番号を書いて、12月5日までに〒600―8691 日本郵便京都支店私書箱第6号 2011年「今年の漢字」係まで。ファクス03(5744)7678、日本漢字能力検定協会のホームページでも応募できる。問い合わせは同協会のフリーダイヤル0120(509)315。
■個人ペナルティーや表彰制提案 12月、運転手対象にアンケート 京都市の中心市街地で、タクシーの違法駐停車による客待ちで渋滞が起こるなどタクシー運転手のマナー向上が課題となる中、京都市などは17日、京都市伏見区の京都自動車会館で「タクシー駐停車マナー向上マネジメント会議」を開き、今後の対策を議論した。 同会議は昨年8月に第1回が開かれ、今年度は初めて。京都大大学院工学研究科の藤井聡教授(都市社会工学)が議長を務め、市と府警、近畿運輸局京都運輸支局の3者、タクシー業界からは9団体の幹部らが集まった。 この日は、市がマナー向上対策などとして、タクシー事業の経営者を対象にしたセミナーを24日に開催することや、12月から1カ月間、京都市域の運転手を対象にアンケート調査を実施することを報告した。 これに対し、業界団体からは「止めてはいけないとわかっていても、『生活のために仕方ない』と思ってい
京都府は17日、府版のCO2排出量取引制度の運用を20日から開始すると発表した。省エネに向け設備投資をした中小企業や森林整備に取り組む市民団体の活動で生まれた削減量(京−VER)を大企業が購入する仕組み。府や京都市、京都商工会議所などでつくる「京都CO2削減バンク」が仲介して支援する。 排出量取引は、排出量が過大となった企業が、削減努力をした別の企業から排出量を購入して目標達成に充てる制度で、欧州で広く普及している。国のほか東京都などが導入し、京都市も独自制度を8月に立ちあげた。府も大企業に削減量購入を促し、その資金で中小企業や地域の環境活動の拡大を目指していくことにした。 売却、購入両団体とも削減バンクへの登録が必要で、売却側は設備投資や冷暖房の温度を抑えるなどの運用改善でCO2削減に成功した府内の中小企業や、間伐など森林整備を行った市民団体、地域全体で電力消費を抑えた学区などが対象
若者らがダンスや音楽を楽しむクラブを無許可で営業した疑いが強まったとして、京都府警生活安全対策課と五条署などは18日未明、風営法違反(無許可営業)の疑いで、京都市中京区木屋町通三条下ル付近のクラブ「バタフライ」を約50人態勢で家宅捜索した。容疑が固まり次第、経営者らを逮捕する方針。 府警や店のホームページなどによると、同店は昨年12月に開業した。平日でも100人以上の客が出入りする人気店というが、酔客同士のけんかなどトラブルも多い、という。 府警は6月にも木屋町の別のクラブを同法違反の疑いで摘発し、経営者ら4人を逮捕した。府警によると、こうした「無許可クラブ」の多くが風営法で禁止されている午前0時(木屋町地域は同1時)以降のダンスホール営業を続けている。 府警の捜査員は18日午前1時20分、地下にある店に一斉に踏み込んだ。
京都大の時間雇用職員組合「ユニオン・エクスタシー」が運営する「くびくびカフェ」がこのほど、京都市左京区の京大時計台前の正門から姿を消した。オープンから約2年半で、「常連客」からは惜しむ声もあるが、「活動をさらに前進させるためのステップとして決めた」(エクスタシー)という。 2009年2月に非常勤職員の「雇い止め」撤廃を求めた座り込みの拠点として設けられ、訪れた人たちがコーヒーを飲みながら社会問題を語り合う場になった。組合員の井上昌哉さん(39)は「雇い止め問題を広く訴えるという当初の目的は達成できた」とした上で、「毎日そこにいるというのは大変だった。夏の暑さもきつかった」と振り返る。 京大から不法占拠として明け渡しを求める訴訟が起こされたり、学内の工事などのため移動を繰り返し、最後は正門前で運営を続けた。井上さんは「カフェでの出会いを通じ、雇用制度に疑問を持っていても大きな声を上げられ
京のブランド産品の黒大豆枝豆「紫ずきん」の収穫が、5日から始まった。一般の枝豆に比べて粒が大きく、もちもちとした食感と濃い甘みが特徴。今やブランド産品では、ミズナに次ぐ販売額を誇る。主産地の福知山市では農家が鮮度に気を配りながら作業に追われている。6日から京都市場に出荷される。 粒がうっすらと紫色になることから「紫ずきん」と名づけられた。1996年に京のブランド産品となり、京都府や各市町、JAが協力して産地育成を進め、現在は府内の22産地、約60ヘクタールで栽培している。需要に応えるため、08年に極早生品種が開発され、生産量が増えてきた。京阪神や首都圏でも評判が良く、販売額は例年2億円にもなっていいる。 主産地は中丹地方。なかでも福知山市は174戸と栽培農家が多く、面積は15・4ヘクタールに上る。そのうち8・7ヘクタールは夜久野町内が占め、栽培技術も高く先進地となっている。 講習会で
京都市は5日、2012年度末で廃止予定の山ノ内浄水場跡地(右京区)への大学誘致に向け、募集要項を発表した。売却や賃貸の価格のほか、地下鉄増客の効果なども考慮に入れて審査するプロポーザル方式を採用し、来年3月に決める。 売却または賃貸するのは4万6千平方メートル。一括利用に加え、北側(1万3600平方メートル)、南側(3万2500平方メートル)だけの購入、賃貸も認める。 更地引き渡しの最低売却価格は、一括購入の場合は88億5千万円、北側は29億2千万円、南側は66億5100万円。価格に加え、最寄りの地下鉄東西線太秦天神川駅の増客対策や建物の景観配慮、周辺地域の活性化への貢献度などを加味する。 対象は大学、短大、大学院などの教育機関。12月に応募を受け付け、来年1月にプレゼンテーションを行う。市民協働政策推進室TEL075(222)3032。
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