人それぞれの送られ方がある 昨日、常務の女の子が受け持った家族葬 某ホスピスにて生前予約をくれた52歳のお父さん 大の宗教嫌いだったけど 死を目前にして不安になって…… 『死ぬとは何か?』を 『バルド・トドゥル(チベット死者の書)』と エリザベス キューブラー ロスの死生学を… しばらく病室へ通って話したそうだ。 どんな人でも……強がっても 『死』は怖い…… そんなお父さんが 自分の葬儀で… 通夜は自分の家族だけで最後の食卓を囲んで欲しい…と家族と常務に言い残した。 奥さんと娘さん手作りの晩ごはん 祭壇など不要 皆でお父さんを囲んで座っている 家族水入らずの最期の食卓… 誰ひとり涙など流す者はいない……… みな楽しそうに夫、父の思い出話をしていたそうだ。 私も父が亡くなった時 母がいつもの中華屋さんから あんかけ焼きそば取って食べたっけ………思い出話しをしながら 涙を堪えていたわけではない