社民党は14日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の新たな移設案として、従来の米領グアムへの移設案に加え、九州北部に5〜10年の期限付きで移転する案を17日の沖縄基地問題検討委員会に提示する方向で調整に入った。一方、国民新党は米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)への統合案に加え、米軍キャンプ・シュワブ陸上部(同県名護市)への移設案を提起する方針を固めた。 両党関係者がそれぞれ明らかにした。ただ、社民党内では、国内の地名を挙げれば支持者の離反を招きかねないとの懸念も根強い。同党は国内への移設案を提示する場合、検討委員の「私案」と位置付ける方針だ。 【関連ニュース】 ・ ポスト鳩山を狙う“ラグビーボール”原口総務相 ・ 難問山積 問われる首相の決断力 ・ 【特集】緊迫!朝鮮半島〜金総書記「人民に白米を」〜 ・ 【特集】真珠湾攻撃〜ワレ奇襲ニ成功セリ〜 ・ 【特集】F35ライトニン