cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
——アイドルグループのSMAPが解散しました。およそ1年前の2016年1月18日、独立の話が表に出てきた際に、フジテレビ系「SMAP×SMAP(スマスマ)」の生放送で、5人が謝罪しました。どう見ていましたか。 私は芸能取材の経験も長いので、公の場で謝罪をさせられる姿に、そこまで驚かなかったんですよ。ただ、意外にファンはアイドルが置かれている異様な状況をあまり知らないですよね。ジャニーズは、トップのジャニー喜多川さんを始め事務所スタッフが、積極的に表には出てきませんから。 ——SMAPは一部のメンバーが、ジャニーズ事務所の所属とは違うかたちで活動をしたかったようですが、情報も錯綜しました。本人たちがハッキリと自分の言葉を発表できないのは異様です。単純に比べられないですが、ハリウッド俳優のメリル・ストリープがトランプ大統領を公の場で批判するなど、アメリカでは芸能人が自由にモノを言えるように見え
とある法学徒の社会探訪 このブログでは、一法学徒から見た社会の様子をつらつらと書きつづっていきたいと思います。 それと同時に日本に足りない「法教育」の足しにでもなれば… ※本ブログの趣旨等について「はじめまして」(カテゴリー:ブログ・2012年1月17日付)をご覧ください 社会科学としての法学が机上の空論に堕さないためには、それが「現実」に基づくことが必要です。それが法律実務となればなおさらです。 法律を作ったり改廃する場面で、当該の立法行為を基礎づける事実のことを立法事実と呼んでいます。例えば、よくあるものでは、「少年犯罪が凶悪化しているから少年法を改正(・廃止)する」というような場面での「少年犯罪が凶悪化している」という部分が立法事実です。 対して、裁判や法の適用をする場合に前提となる事実を司法事実と呼びます。例えば、Xが、死亡結果が発生するのを理解しながら、Aにナイフを刺して死亡させ
聞かれたので書く。 条例等を策定する場合は立法事実を明らかにせねばならない。 立法事実を明らかにすることとは、当該策定される条例等が射程しようとする社会的課題の基礎となっている社会的事実を明らかにすることである。 つまり、立法事実とは、社会的課題の基礎となっている社会的事実のことである。 条例等を策定する場合は、その立法事実について、行政の実態、附属機関における調査審議、関係者への聴取、統計調査・資料の整理、判例・学説の動向、他自治体の類似事例の調査、政治状況、他法令との関係などを精査していく必要がある。 ただし、立法事実を精査した後には、当該立法事実に係る社会的課題を解決するためには、条例等を策定すべきなのか、あるいは一般社会的規範に委ねるべきなのかを判断する必要があり、その結果、いかに立法事実を積み重ねても、結果的には条例等を策定する必要が無い場合もある。 要するに、条例を策定する場合
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