人間は糞(くそ)袋である。 常に小便を垂れ、糞(くそ)をする。 しかし、生きるため食事をする。しなければならない。 死ぬために生きているように、排泄のための食事である。食べるところが、昔からビジネスになるのはこのせいである。 しかし、20世紀的な右肩上がりの場所としての東京は10年以上前から終わっていたのかもしれない。 人口が稠密であることが、働き方をせわしなく余裕もなく、長時間にしていった。 その中で食事の時間は削られて、短くなって行った。 ただし、大都市では、である。 東京の会社員の昼飯は、5分?いや実質は3分であろう。 とにかく地代の高い東京とかの大都市では、時間を短くしてもらうことが利益を産んでいた。\3000のランチより、\700のランチが良いのである。 \3000のランチを食べるのには、1時間はかけるだろう。しかし、\700のランチだったら、10分もかければ十分だと思うだろう。