今回の調査で最高値を計測した千葉県松戸市の側溝は静かな住宅街にあった。側溝に線量計をかざすと毎時2.16μSvを記録した 本誌では、原発事故から5年が経つ首都圏の放射能による土壌汚染を独自測定した。 前編記事(「福島より放射能汚染が深刻な首都圏のホットスポットが判明!」)では、利根川水系の牛久沼(茨城県)、印旛沼、手賀沼(千葉県)が放射線管理区域を超える水準で汚染されていたことをリポートした。 今回の後編では都内やその近郊の川や公園、住宅街の放射能汚染の実態に迫る! *** 都内やその近郊の川や公園を測定すると、ここでも高い放射能汚染が確認された。 まず、取手市の住宅街にあるドブの堆積物をさらってみた。このドブはメタンガスらしき気泡が浮き、異臭を発する場所だ。腐った葉っぱなども混じる泥を測定すると、そこから2402Bq/㎏以上。放射線管理区域基準の3.9倍。以下同)という高い値が検出された
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