レスター優勝おめでとう！走るサッカーの可能性 | サッカーキング・オピニオン2016年5月2日(日本時間)で開催されたプレミアリーグ第36節トッテナム対チェルシーで2位のトッテナムが2-2で引き分けたことで、レスター・シティのプレミア初優勝(創設132年で初)が決まった。レスターの優勝は奇跡と言われており、ブックメイカー(賭けサイト)でも5001倍のオッズがつくほどだった。センセーショナルを起こしたキツネたちが優勝した理由は、どのチームよりも「走るサッカー」を追求したことが大きな要因だろう。今回レスターの「走るサッカー」に迫る。 レスターの走るサッカーは「走り勝つサッカー」ではなく、「効率よく走るサッカー」である。同チームの戦術はポゼッション(ボール保持)を目的とせず、高めでボールを奪って攻撃する堅守速攻スタイルだ。レスターはよく走るイメージがあるが、実は一試合チーム平均走行距離は8位(108.55km)であり、2位のトッテナム(114.22km)と比較すると少
