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ブックマーク / club.informatix.co.jp (3)

  • 虚数とは|複素数・虚数iについて解説

    連載は、三角関数、ジョン・ネイピア対数誕生物語を経てオイラーの公式誕生物語まで進みました。 オイラーの公式では、虚数iが、sin、log、e、πらをつなぎ合わせる役目を果たす風景を見てもらいました。 自然数、有理数、無理数、実数とつづく数の世界の拡張の先に現れてきた“新しい数”が虚数です。 ピンと来ない虚数 その虚数が実数と同じように数学者に受け入れられるには、その実力が明らかにされる必要がありました。 オイラーの公式は虚数の実力を私たちにまざまざと見せつけるものとなりました。はたして20世紀、革新理論である量子力学はオイラーの公式に支えられて誕生しました。 量子力学を基礎理論として半導体やレーザーなどが発達し、現在のコンピュータは出来上がっています。この文章が処理・表示されているPCやスマホは虚数に支えられています。 そうはいっても虚数がスマホと繋がっていることが実感できるわけではないの

    虚数とは|複素数・虚数iについて解説
  • マクローリン展開|三角関数のマクローリン展開の計算

    (株)インフォマティクスが運営する、GISAI機械学習数学を楽しく、より深く学ぶためのWebメディア sin31°の算出方法がわかった!? 高校2年生のとき、ある数学の問題の解法を探していることがきっかけで「マクローリン展開」に出会うことになりました。 この数式との出会いは衝撃的かつ大きな影響を与えるものでした。 まずは結論を急ぎましょう。この数式を用いることで懸案であったsin31°の数値を計算してみます。 マクローリン展開の式の特徴は多項式であることです。つまり、マクローリン展開を使うと、一般の関数を多項式で近似することができます。 xのべき乗を階乗(!)で割った値を数項たし算(ひき算)すればいいので、すべての計算は四則で可能です。 はたして、マクローリン展開はsin31°を0.515039とはじきだします。電卓の表示「0.515038074」と小数点以下5桁が合っているではありま

    マクローリン展開|三角関数のマクローリン展開の計算
  • サイエンスナビゲーターと数学の出会い|プロローグ

    (株)インフォマティクスが運営する、GISAI機械学習数学を楽しく、より深く学ぶためのWebメディア 数と数字の現場は「いつ」「どこで」 2015年12月31日(木)22時35分 緯度 35.685175°、経度139.752799° 「いつ」と「どこで」こそ、数と数字の現場です。 時間、暦、地図は個人のものではなく、基的に国家が作るものです。国家は国境線とともにあり、そのエリアの暦を作るために天文台を作ります。 数と数字の現場である「いつ」と「どこで」を手にいれるための必要なものが、小学校、中学校、高等学校で学ぶ数学です。 「いつ」と「どこで」を結ぶフィールドこそ我が地球です。 1秒は地球の自転周期の86400分の1、1mは北極から赤道までの子午線弧長の1000万分の1と定義されたことからわかります。どちらも「計算」することで初めて私達の前に現れてきました。 すべては私達が地球上で

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