ホーム < ゲームつくろー! < DirectX技術編 その50 やれば簡単マルチパスレンダリング マルチパスレンダリングというのは、複数の経路がある描画方法の事です。普段バックバッファのみに描画している方はシングルパスレンダリングをしている状態です。そうではなくて、1つの画面を作るために複数のサーフェイスに描画する技術を言います。 本章ではマルチパスレンダリングをさらに狭義の意味で扱います。マルチパスレンダリングには「一度に複数枚のサーフェイスに描画してしまう技術」という意味合いもあります。例えば、Tex1とTex2というサーフェイスを使ってバックバッファに描画する場合、Tex1生成、Tex2生成、バックバッファへの描画と描画が3回(3パス)必要になります。マルチパスレンダリングを使うと、Tex1の生成とTex2の生成を1パスで一気に行うことが出来ます。描画回数が2回となるために大幅なパ