昨年12月の衆院選について、読売新聞など8紙が読者を対象にアンケートを行ったところ、9割の人が投票に行っていたことがわかった。 全国の投票率は59・32%(小選挙区)で、新聞読者の投票率の高さが際立った。また、投票先を決める際、参考にした情報として、「新聞記事」と答えた人が最も多く、7割を超えていたことも明らかになった。 アンケートは、読売や朝日など8紙が、読者を対象に調査を行うシステム「J―MONITOR」を使い、首都圏、近畿圏、中京圏、福岡県の20~60歳代の3207人から回答を得た。その結果、衆院選で1票を投じた人は90・0%に上り、読者の投票への意識の高さが表れた。 世代別では、60代が最も高い95・7%、50代が92・2%に上るなど、年齢層が高いほど投票率が高かったが、政治離れが心配される20代も80・2%に上った。 投票先の選択で参考にした情報を複数回答で聞いたところ、「新聞記