あなたの位置情報の使われ方 : 社会コラム : コラム : YOMIURI ONLINE（読売新聞）社会部デスク 若江雅子 昨秋、このコラム欄で、〈ケータイゲームにハマっている〉と書いたが、最近は、中でも「位置ゲーム」、いわゆる「位置ゲー」がお気に入りである。 携帯に搭載されている全地球測位システム（ＧＰＳ）などを利用して、移動するたびに自分の現在地をゲーム運営会社に通知する。移動距離に応じて受け取れる仮想通貨を使って、ゲーム上の街を発展させたり、アイテムを買ったりするのだ。距離が稼げる出張が楽しみになり、新幹線の中では一睡もせず、せわしなくクリックし続けてしまう。 こう書くと、いい年をしてまたか……と呆れられそうだが、代表格の「コロニーな生活☆PLUS」は利用者が１３６万人、「ケータイ国盗り合戦」は５６万人を突破したというから、すごい。 位置情報を利用したサービスは急速に広がっている。自分の今いる場所の周辺に、どんな店があるか教えてくれるサービスはいまや当たり前。ＮＴＴドコモの「イマド
