ムラサキナズナは、アブラナ科オーブリエチア属の常緑多年草で、原産地は南ヨーロッパから西アジアにかけての地中海沿岸地域です。 花色は紫、赤紫、薄紫で、開花期は3~5月です。 花径1.5㎝程の小さな花で、1つの花茎から4~6個の花を咲かせます。 草丈は5~15㎝と低く、矮性で、マット状に広がります。 ムラサキナズナの名称は、花色が紫で、ナズナのような十字の花を咲かせることから、名付けられたとのことです。 高温多湿に弱く、日本では夏越しが難しいため、一年草の扱いになっています。 寒さには強い方ですが、霜には注意が必要です。 風通しの良い、明るい日陰を好みます。 挿し芽や株分け、秋の播種で増やすことができます。 ムラサキナズナの花