ヒトは、何かを見分けるとき、「色」を基準に識別することが多い。 読者の方も経験済みだろうが、店構えがコンビニエンスストアと理解できた時、その店が何かはぱっと見た時の看板の色合いで判断できる。 青ならローソンだし、グリーン+オレンジ・赤ならばセブンイレブン、グリーン+ブルーであればファミリーマートなど、一瞬で見分けがつく。 それだけ、色から得られる情報は多いのだ。 これは「与えられた情報」についての記述になるが、以後は「与える印象」について記してみたい。 ご存知の通り、サイトデザインには色彩面でも配慮が必要だ。 色の与えるイメージは、そのサイト(ひいては会社)の伝えたいメッセージと合致している必要があるからだ。 余談ではあるが、「青いライトが夜間の駅での飛び込み自殺を大幅に抑えた」事例というのをニュースで読んだ方もおられるだろう。 この例のように、色の与える心理的作用(色彩心理学)を知ってお