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ブックマーク / note.mu (6)

  • 父が市議会選挙に落ちた代償はお金だけじゃなかった|ほんまさゆり|note

    「俺、市議会議員の立候補することになったから」 ひさしぶりにかかってきた父からの電話。その声はやけに明るく、あまりに突然で意味不明であった。それに対して返した言葉はこうだ。 「いいんじゃない。人生一度きりだしやりたいようにやったらいいんじゃない。協力できることはするよ。」 なんの根拠もなしに父のサポートをあっさりと引き受けていた自分がいた。わたし自身、人と違う生き方を何年も前からやっているからか、驚きはしたものの「ええやん父」くらいにしか思っていなかった。世の中をなめてる娘の67才になる父の挑戦だった。 ここだけみると「親子仲がいいんだな。これからあたたかい物語が始まるのかな」そう思うかもしれない。しかし、選挙戦というのはそんなにやさしいものではなかった。辛酸を嘗める物語が始まる。 母親の悲痛な叫び新潟から実家の千葉に帰ることができたのは選挙公示日(2019年4月14日)の1週間前だった。

    父が市議会選挙に落ちた代償はお金だけじゃなかった|ほんまさゆり|note
    eeennnooo
    eeennnooo 2019/07/25
  • いつか怪物になるわたしへ|おかき大明神|note

    女子高生と山月記 「虎になる」というフレーズが流行った。 高校時代の話だ。かつて鬼才と呼ばれた男が、己の心に潜む獣に振り回されて虎になる話を習った。重い題材なのにどうにも心にひっかかる上、人間が虎になるという衝撃的展開に驚いた。加えて「尊大な羞恥心」だとか「臆病な自尊心」とかいう妙に語呂の良いワードが登場することから、わたしたちは授業が終わってもこの話を忘れられず、結果「虎になる」というフレーズを局地的に流行らせた。 わたしたちは虎になった。主に葛藤してどうしようもない時や人間関係が煩わしい時、そして自分が嫌いになった時に。具体的に言うならテスト前や恋愛にまつわる他者とのいざこざ、理想と現実の狭間でもがいた時に、現状の気怠さを「ほんと虎になるわあ」と溜息交じりに吐き出したのだ。 仲のいいグループだけで使う暗号のような、気怠さの共有コードのような使い方をしていたのに、いつしか他のグループにも

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    eeennnooo
    eeennnooo 2019/07/13
  • 配色はセンスじゃない、UIデザインで色をかんたんにキメるメソッド|Taiki Ikeda|note

    どうも、イケダです。最近よくTwitterで知り合った若いデザイナーにお会いしているのですが、どなたにも決まって聞かれることがあります。 「G●●dpatchってぶっちゃけどうなんですか?」 知りません、なんで僕に聞くんだw 2015年に「Dear G●●dpatch」という内容のサイトを作って持っていったところ、「あー、またこれね...」と土屋さんに非常に悲しいリアクションをされてしまったので別の方法で気を引くことをオススメします。 というわけで今日は先日勝手にリデザインしたPolipoliのデザインを使って、UIデザインを行う時に僕が普段どのように色を選択しているのかをとても正直に書いていこうと思います。僕がこれから記す方法に則って色を選べば、誰でもナウでヤングなアプリを作ることができます。 はじめるよ レイアウトに関してはイニシエよりご先祖様がお築きになられたルールに則って並べればオ

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    eeennnooo 2019/02/05
  • 母が毒親の一線をこえたあの日、子供時代が終わってしまった|瀧波 和賀|note

    去年書いたトトロの記事に、大きな反響をいただいた。 今からはじまる物語は、この記事の「ゼロ話」である。 小学3年生の初夏。 9歳になったばかりの私は、「子供の権利」を手放した。 これは、私の子供時代が、無残に終わってしまった日のお話。 ずっと消えない壊れた時間が、いまもここに、残っている。 親の毒を味わうしかない、サビシイ子供だった「わたし」から、今日もどこかで子供と関わる、すべての人へ。 「好きじゃない方の子供」だった、わたしひとつ年下の弟がいる。 3歳くらいのときから、母は私よりも弟のことがカワイイのだな、とハッキリ理解していた。 誰になにを言われるでもなかったが、ちょっとした声かけや態度の差から、幼いながらに読み取れたのだ。 例えば保育園の帰り道。 歩いていて転んだとき、母は私に「も~なにやってんのよ、大丈夫?」と迷惑そうな視線をよこした。 しかし弟が転んだ時には、言葉より先にかけよ

    母が毒親の一線をこえたあの日、子供時代が終わってしまった|瀧波 和賀|note
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    eeennnooo 2019/01/23
  • 2017年に見た、至極のツイート60選|shimotsu|note

    2017年にTwitterで見た至極のツイートをまとめておきます。 「いいね」に留めておくだけではもったいないと感じたツイートをEvernoteにまとめているのですが、それをまるっとシェアしてみようという試みです。 ツイート自体は2017年に発されたもの限定ではなく、ただ僕がこの1年間に見て、触れて「いいな」と思ったものです。 仕事に関するものや生き方指南のようなマジメなものから、くすっと笑えるものまで、ツイートの内容はランダムですし、人選に偏りがあると思いますが、これからの人生を生き抜く上で、なんらかの助けになってくれるツイートらであることは間違いないでしょう。 ● ● ● https://twitter.com/tarareba722/status/689757769222586368 何度も似たようなことを書きますが、「あの人は仕事ができる」という評価を受けるための要因の7割くらいは

    2017年に見た、至極のツイート60選|shimotsu|note
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    eeennnooo 2018/03/31
  • 宇多田ヒカルを分かるか。|オオツカヒサオ|note

    宇多田ヒカルが復帰した。「人間活動宣言」後、結婚と出産を経て少しだけ「ぼくたち」から距離を取ったように見えた彼女だったが、復帰作を聴くと彼女が以前よりもとても近くで語ってくれているような気がしてファンとしては嬉しい。 90年代にはその鮮烈なデビューで小室哲哉を終わらせ(小室哲哉人がそう公言している)、00年代にはその有り余る才能をまき散らしながら走り抜けて誰と比べられることもないレベルにまで大成した。そして前のめりに倒れ込むように「人間活動宣言」という彼女らしい物言いでの活動休止に入った。20年前「ぼくたち」の前に突然現れた彼女は、消えるときも突然だった。だから大げさでなく日中がその復帰を待ち望んでいた。 宇多田ヒカルを見聞きしていて思うのは「才能というのは誰にでも理解できるものなのだ」ということだ。音楽に詳しくないからとか、逆に詳しいからとか、若いからとか、同世代じゃないからとかは関

    宇多田ヒカルを分かるか。|オオツカヒサオ|note
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