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ブックマーク / gigir.hatenablog.com (5)

  • 天気の子 変わっていく世界を受け入れるということ - 未来私考

    新海誠の最新作「天気の子」が公開されて早1ヶ月が過ぎた。気が付けば繰り返し映画館へと通いつめ、すっかりこの物語に魅了されてしまっている。いったいなぜこれほど心を奪われてしまったのか。以下、今思っていることを物語の核心に触れる部分も含めて一切遠慮なく書き綴るので未見の方はご了承いただきたい。 水に沈む東京の美しさ まず何と言ってもエピローグが素晴らしい。降り続く雨によって東京の東半分が水没してしまった俯瞰ショットからの3年後。状況に戸惑う主人公・帆高と対照的に、変化に順応し日常を謳歌する人々が軽やかなテンポで描かれる。「元に戻っただけ」「最初から世界は狂っていた」そう言って慰める大人たちの言葉を受けてもなお思い悩む帆高は、美しく輝く世界に向かって祈る陽菜を目の当たりにし、この世界でまっすぐに生きていく決意と確信を得る。 この一連のシーンが当に素晴らしく胸を打つ。特にラストシーンの美しさは、

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    eeepc 2019/08/28
  • 任天堂は再び「ゲーム人口の拡大」を成せるのか - 未来私考

    大きな驚きをもって受け止められた、任天堂とDeNAの業務提携。 これについては人それぞれ、様々な見解があるかと思いますが、私はとても力強く前向きなものであると受け止めています。 その大きな理由は、会見の中で岩田社長の口から「ゲーム人口の拡大」というキーワードを久しぶりに聞くことができたことです。 任天堂株式会社 株式会社ディー・エヌ・エー 業務・資提携共同記者発表 任天堂を躍進させた「ゲーム人口の拡大」というスローガン 「ゲーム人口の拡大」は2002年に岩田聡氏が社長に就任して以来の任天堂の一貫したスローガンです。 しかし、ここ数年の決算説明会では「QOLの向上」「任天堂ユーザー層の拡大」という言葉に取って代わられ、大きな戦略目標からは外されてしまっている印象を受けていました。 岩田社長はニンテンドーDS、Wiiによって今までゲームに興味のなかった幅広い層にアプローチすることに成功し、全

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    eeepc 2015/03/24
  • 20xx年のゲーム事情 - 未来私考

    ※この物語はフィクションです。 20xx年某日 「プロデューサーさん!朝ですよ!」 スマートフォンから流れる女の子の声で目を覚ます。彼女はとあるソーシャルゲームから生まれたゲームキャラクター。最近のスマートフォンには、こういった対話型の秘書機能が標準で付いている。かつてiOSの一機能として世に知れ渡ったそれが、その音声やアバターがアニメやゲームのキャラクターにとって変わられるのはこの国では時間の問題だった。 「今週発売のゲームって何があったっけ?」 こう尋ねるだけであらかじめ登録しておいた興味範囲にそって的確な応えが返ってくる。 「水曜日の15:00からスト拳ファイターXXの新キャラクターのリリースがありますよ〜あとドラゴンファンタジー13-13の先行プレイ日ですっ」 そうだった。随分前に予約したあの大作RPGの新作がついに発売されるのだ。ぼくが買ったのは初回限定生産特典付きのプレミアムパ

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    eeepc 2012/04/02
  • 「モバゲーアイマス」は壁を越えたのか? - 未来私考

    モバゲーで先月からリリースされた「アイドルマスター シンデレラガールズ」の評判がとても良い。特にスマートフォン版がリリースされて以来、Twitter等でかなり大きな盛り上がりを見せており、今までのソーシャルゲームとは違い、アイマスファンを中心としたヘビーなゲーマー層に受け入れられているように感じます。先に行っておくと、このシンデレラガールズ」はゲームシステム的には従来からあるドラゴンコレクション系システムの傍流であり、目立って新しい仕組みがあるわけではありません。では一体なぜ今までと違う手応えが発生しているのでしょう。 コミュニティの可視化 やはり従来のソーシャルゲームとの大きな違いは、アイドルマスターというタイトルが既にネット上に巨大なコミュニティを形成していたことですね。特にニコニコ動画で二次創作を行う、いわゆるニコマスPたちの緩く広い繋がりを通じて、このタイトルの評判が広まっていった

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    eeepc 2011/12/28
  • JailbreakableなデバイスとしてのPSP - 未来私考

    iPhoneは、パソコンと違い、ユーザが自由にソフトをインストールすることができない、ベンダーによって管理されたデバイスだ。その点では、同じスマートフォンにカテゴライズされているWindowsMobile端末とは全く違うもので、従来の携帯電話やWiiなどのゲーム機に近い。 ベンダーによって管理されたデバイスだから、アプリやコンテンツに対する課金が可能になる。リモコン的な用途においても、ベンダーが承認してない勝手アプリにハードをコントロールさせることは危険だろう。 iPhoneの応用範囲が広がるにつれて、アップルが承認してないソフトを走らせないということの重要性が増してくる。 ただ、iPhoneは、ある重要な一点において、WiiやDSと違うビジネスモデルを持っている。 それは、脱獄と共存可能なビジネスモデルであるということだ。 ポケットの中の脱獄可能な小さな監獄 - アンカテ id:essa

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    eeepc 2009/04/04
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