自民党の神谷(かみたに)昇衆院議員=比例近畿=が衆院選前の9月下旬に自身の選挙区内の大阪府和泉市と岸和田市の市議14人に現金計約210万円を配っていたことが24日、分かった。 同日午前、報道陣の取材に応じた神谷氏は政治資金規正法や公選法に抵触する可能性について「法にのっとり行っている。(法違反には)当たらないと考えている」と説明した。 神谷氏の説明によると、神谷氏と秘書は9月下旬、「政治活動費」の趣旨で、両市の自民党と自民系の市議7人、その他の市議7人に現金入りの封筒を配布。封筒には自身が代表を務める「自民党大阪府第18選挙区支部」の宛名の領収書が入っていた。 ▼【続報】神谷議員側は堂々手渡し…か 市議ら「衆院選前、怖くなった」「これまで現金なかった」 ▼【関連ニュース】2014年の衆院選直前も…神谷議員名で寄付「だんじり祭り」で町内会に