フジテレビのワイドショー「とくダネ!」が、ストローアート作品をばらして飲み物用に使っていたなどとして、放送倫理・番組向上機構(BPO)が審理に乗り出したことが分かった。 ストローアートが取り上げられたのは、2012年1月9日朝放送の「とくダネ!」のコーナーだった。 キャスター「芸術ではなく趣味の域」 それは、「ブーム発掘!」として「知られざる街角の芸術家」を特集するもので、ストローのほか、身近にあるバナナや海苔、石を素材にした計4種類のアートが紹介された。 BPO放送人権委員会サイトにアップされた「『ストローアート作家からの申立て』事案」によると、番組では、大阪府在住のストローアート女性作家(57)の作品のうち、数本のストローを組んで椰子の形に作り小瓶に活けたものを1本ずつにばらし、飲み物に挿して喫茶店の客に出していた。そして、その反応を撮影したうえで、放送していたというのだ。もちろん、本