徳田毅国土交通・復興政務官(41)は4日午前、女性問題をめぐるトラブルで辞表を提出し、受理された。菅義偉官房長官が同日の記者会見で明らかにした。政務三役の辞任は昨年12月に発足した安倍内閣で初めてとなる。 菅氏によると、徳田氏は太田昭宏国交相らに「一身上の都合」を理由に辞表を提出。3日夜には菅氏に電話し「内閣に迷惑をかけられない。トラブルの内容は相手との関係で明らかにできない」と説明した。 菅氏は昨夜、安倍晋三首相と相談し、辞表の受理を決めた。首相は「残念だが、やむを得ない」と述べたという。 政府は後任の人選を急ぐ方針。菅氏は会見で「後任を早急に指名したい」と述べた。 徳田氏は衆院鹿児島2区選出で当選3回。父は自由連合代表などを務めた徳田虎雄元衆院議員。