「民青学連事件は最初から‘操作’だと信じていたので再審でも無罪判決を予想していた」 1974年4月に発生した民青学連(全国民週青年学生総連盟)事件にかかわったとして懲役20年が言い渡され、10カ月間の獄中生活をした「日刊ゲンダイ」の太刀川正樹外信担当デスク(63)。 ソウル中央地裁刑事22部は27日、この事件に関連して再審で無罪を言い渡すと、太刀川氏は「ようやく真実が明らかになったようだ」と笑顔を見せた。 裁判後、日刊スポーツ(IS)の記者と会った太刀川氏は「無罪判決が出て個人的にもすっきりしたが、国の過ちを国が自ら認めるものであり、特別な意味があると思う」と述べた。 太刀川氏は36年前、わけも分からず中央情報部に連れて行かれて調査を受けた後、内乱陰謀罪、反共法・国家保安法違反容疑で拘束、起訴された。 当時ソウル大生だったイ・チョル元鉄道公社社長、ユ・インテ元国会議員らにインタビューしたの