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2017年12月28日のブックマーク (2件)

  • (政治断簡)「こんな人たち」に丁寧始めました 政治部次長・高橋純子:朝日新聞デジタル

    週に1度はランチに通う、お気に入りの定屋さんがあった。味がよく値段も手ごろな人気店。満席のため並んで待つこともしばしばだった。 ところが、仕事の都合で3カ月ほどご無沙汰したのち訪ねたら、客は私ともうひとりだけ。どこか荒(すさ)んだ空気が漂う店内で焼き魚定す。ん? 変わらずおいしい。でもこれは早晩潰れるなと店を出た。その通りになった。 当の原因は知らない。ただ、たとえ味や値段は変わらなくても、かつての行列が途絶え閑散とした店に通う気はしない。人気が衰えた店はどうにも陰気で、ますます客足を遠のかせる――そうです。私はこの思い出話に、安倍内閣の支持率続落を重ね合わせているわけでございます。 * 支持率に一喜一憂するのは端的に言って愚かしい。しかし、現政権にとって支持率の低下は致命傷だ。なぜか。安倍晋三首相が自らの政治の正当性を、支持率の高さによって根拠づけてきたからだ。 4月。民進議員

    (政治断簡)「こんな人たち」に丁寧始めました 政治部次長・高橋純子:朝日新聞デジタル
  • 「仕方ない帝国」に生きてて楽しい? (政治断簡):朝日新聞デジタル

    類は友を呼ぶ。 日米首脳会談から1週間余、この言葉を嚙(か)みしめている。脳内BGMは「世界は二人のために」。どこに行くのかあなたと2人、厚遇、おべっか、ナイスショット。 2人は、「嗤(わら)う」が板についているという点で「類」だと私は思っている。人をバカにしたり見下したりは誰しもついつい普通にあるが、それと「嗤う」ではステージが違う。あざけって、わらう。さげすんで、わらう。なかなかできることではない。ある意味才能。褒めてないけど。 ◇ 1月26日、衆院予算委員会。民進党の大西健介氏が質問している最中、ツツーと安倍晋三首相が退席した。 え? なに? トイレ? 騒然とする委員室。やがて戻ってきた首相は、ズボンをずり上げるしぐさに続き、両手を上げて伸びをして、閣僚らからドッと笑いが起きた。 国会審議を軽んじている。カリカリと質問する野党議員を見下し、嗤っている――。「真意」はこの際関係ない。権

    「仕方ない帝国」に生きてて楽しい? (政治断簡):朝日新聞デジタル