伝説のNHK連続テレビ小説「おしん」。この作品は日本のみならず、世界中でも反響が大きかった。そしてその舞台になったのが、今回紹介する「銀山温泉」。この温泉街、台湾やシンガポールなど海外の観光客も多い。また、スタジオジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつとも言われている。 見どころは何といっても、大正末期から昭和初期に建てられた木造バルコニー建築。銀山川の両側に建ち並んでおり、独特の景観を形作っている。 大正ロマンが色濃く残る ノスタルジックな温泉街 川のいたるところに橋が架けられており、通りのガス灯がノスタルジックな雰囲気を出している。この温泉街には、歴史ある「大湯」と、比較的新しい「しろがね湯」の2つの共同浴場がある。 まるで映画の世界のよう 日帰りでも良いが、おすすめしたいのは宿泊。ガス灯がきらめく夜は、まるで古い映画の中の世界にいるような気分を味わうことができる。