ほとんどのMVNOが、主な通信手段に3GやLTEといった携帯電話回線を想定している。ワイヤレスゲートがほかと違うのは、この部分だ。もともとWi-Fiでのサービスを主力にしていた同社は、その間を埋めるサービスとしてMVNOで携帯電話回線を提供している。LTEの通信速度を抑え、月額料金を安価に設定しているのもそのためだ。 同社が主力に据える「480円プラン」は、その名のとおり月480円(税込、以下同)で250Kbpsのデータ通信が使い放題になるサービス。税込で480円という価格は業界最安を誇る。主力としているのがWi-Fiだからこそ、速度を絞り、そのぶん価格を抑えているのがこのサービスの基本的なコンセプト。当然、Wi-Fiサービスが付属しており、そちらのネットワークに接続した際は、フルスピードで通信できる。 このほか、下り最大150Mbpsの通信を行える「920円プラン」や「2480円プラン」