2008年から2012年に連載された『バクマン。』という漫画を覚えているだろうか? 少年ジャンプで一番の作家を目指す二人の若者の青春漫画なのだが、社会人の中堅になってから改めて読み返すと胸にくるものがある。 原作の大場つぐみさんはラッキーマンの作者で、デスノートの原作を担当したすごい人だ。 ジャンプ読者の中で、あのラッキーマンがデスノートのような話を描けるなんて予想できた人は誰一人としていなかっただろう。 ちなみに大場つぐみは公式では秘密とされているが、『バクマン。』のコミックス版で描かれているネームは完全にラッキーマンの絵なので、もはや疑う余地がない。 世間の目は誤魔化せても、ジャンプを25年読み続けた僕の目は欺けない。 さて、あの超名作だった『デスノート』以来の小畑健&大場つぐみコンビなので、最初から期待度は高かった。 しかし、 「プロの漫画家を目指す」 という設定と、第一話で「夢が叶
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています あなたは2013年に放送されたアニメ「ステラ女学院高等科C3部(以下、ステラ)」を覚えているだろうか。萌えとサバイバルゲームをミックスさせた先駆的な題材に、ジャジーな劇伴を組み合わせたオシャレな音響演出。そして細部までこだわったエアガン描写。 主人公は高校1年生の女の子・大和ゆら。引っ込み思案で友達のいない彼女は、高校のサバゲー部で初めての友達と出会う。ところが話が進むにつれて、彼女はゆるふわな部活動では満足できなくなり、修羅の道を歩みだしてしまう……。 お茶でまったりしたい部員たちを「勝つための足手まとい」と怒鳴りつけ、急速に孤立を深めていくゆら。一転して最悪な空気の合宿。さらに大会本番では不正行為に手を染めるなど、主人公の転落人生は加速の一途をたどった。 当初の萌えや癒やしを求めた視聴者は、胃痛が不可避のギスギスした展開に振り落
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く