県内各地を舞台にした漫画作品「ゆるキャン△」が及ぼす影響について、イベントの開催で消費が進むなど地元経済に良い効果を及ぼしているという大学などの調査結果がまとまり、20日、公表されました。 「ゆるキャン△」はキャンプが趣味の高校生が県内各地を訪れるストーリーで、舞台となった県内のスポットには多くのアニメファンが訪れています。 山梨大学と「山梨中銀経営コンサルティング」は、この作品がどのような影響を与えているか、舞台となった地域でのアンケートや聞き取りによる調査を行い、20日、結果を公表しました。 それによりますと、経済的な効果は去年4月以降、5つのイベントが開かれ、それによる県内の消費総額は推計で8500万円に上るとしています。 このうち音楽イベントでは1人当たり2万4000円余りを消費し、県内の平均観光消費額の2倍に相当するということです。 また、地域のイメージへの影響は、アンケートに答