ホイールの幾何学的図面ホイール側面から見たときの考察横から見たスポークの長さLは、ERDやPCDを使うと以下の図で示すことができます。 スポークを垂直に見たときの考察 それぞれを矢印の方からみて合成すると、右図のようになります。手前のスポークと奥のスポークは同じ本数あり、一本あたりのFLとFRの左右方向の分力は釣り合っています。 スポーク長横から見たときのθは穴数(N)とクロス数(C)を用いて次式で表せます。 Lについては数学的な知識(余弦定理)を使って次式で表せます。 この値の平方根を取ればLの長さがわかります。 補正したフランジセンター間距離Eの長さが分かっているので、スポーク長L’を求めましょう。 これが幾何学的な長さです。実際に使用するスポーク長L”は、スポークテンションによる伸びを考慮する必要があります。 伸びδ[mm]は Nはスポークテンション、DT swissチャンピオン2m