筑波山の麓や霞ケ浦の沿岸を走り、全長が約81kmに及ぶ茨城県のサイクリングロード「つくば霞ケ浦りんりんロード」が開通し11月25日、沿線自治体の職員がたすきをつなぐ“記念リレー”が開催された。県によると、都道府県道のサイクリングロードとしては日本一の長さという。市町村管理の区間を含めると全長約180kmになる。 旧筑波鉄道の線路跡を舗装した「つくばりんりんロード」と霞ケ浦北岸の「霞ケ浦自転車道」をつなぐ土浦市内の区間(約1.5km)を9月末までに整備し、桜川市と潮来市を結ぶ長大なコースが完成した。 サイクリングロードの開通記念リレーの前に出発式を行う茨城県桜川市職員ら=11月25日午前、桜川市(共同通信) この日、桜川市では午前8時50分ごろ、雪が残るJR岩瀬駅前から、県と市の職員計7人が白い息を吐きながら、潮来市との中間地点の土浦市方面に向かった。 県道部分は全体を通して平坦で舗装されて