明治時代になり、江戸時代の武士達は華族(かぞく)や士族(しぞく)となり、帯刀などの既得権も剥奪され、生活が一変します。ここでは、江戸時代の武士の仕事や私生活の一部を紹介し、そもそも、華族や士族となる前の江戸時代の武士達がどのように暮らしていたのかについて簡単に紹介します。 江戸時代の武士には、身分の序列が存在しました。江戸時代では、多くの武士は「家」単位で大名家などに召し抱えられましたので、家臣団の中で、この身分の序列は「家格」という形で表されました。そしてこの家格に見合った役職(仕事)が個人ではなく、家に与えられました。したがって、通常、家督を継いだ男子は、父親と同じ役職(仕事)に自動的に就くことができました。しかし、家臣である限り、現在の私達のように、自由に仕事を選ぶことはできなかったのです。
中津川市には各地域の文化、経済などの歴史を物語る資料が保存されています。特に苗木城や苗木藩関係資料、中山道や宿場町に関連する資料は、他の地域にはない特異性を有しています。 このアーカイブの特徴としては、 ①『中津川市史中巻Ⅰ・Ⅱ』、『福岡町史通史下巻』、『山口村誌』の各近世編をデジタル化し、本文や史料の目録を対象とした検索、閲覧のほか、キーワード検索を行うことができます。 ②一万石余の石高を領していた近世大名遠山家の諸資料や苗木城などの絵図資料を高精細画像でご覧いただけます。 ③中山道関係資料としては、幕末期や明治維新期に活躍した中津川宿旧家の文書と美濃派の興隆を示す句集などを紹介し、1点ずつ翻刻・読み下しが付いていますので、現代の文字でご覧いただくことができ、誰でも読むことができます。
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