高橋さんのモバイルハウス内部。普通の住居と変わらないほど快適そうだが、毎月のコストはハウスを置く土地の賃借料2000円のみ! 「モバイルハウス」とは、その名のとおり“動く家”のこと。基礎はなく、車輪がついているので移動が可能。最低限の居住スペースを確保しつつ、自然再生エネルギーなどを利用することによって、どこでも格安ライフを実現できるというシロモノだ。 今、そんなモバイルハウスを自作する人が少しずつ増えているらしいのだが…その実態は! ■ホームレスの住居にヒント! 「2011年に僕が最初に建てたモバイルハウスは、幅1.5m、奥行き2.4m、高さ2.1mで、室内の広さは3畳ぐらいです。材料はすべてホームセンターで購入し、費用は2万6000円でした。家賃も敷金も住宅ローンも必要ありません」 そう話すのは、建築家で作家の坂口恭平さん。ホームレスの住居を研究していた坂口さんは、彼らの暮らしにヒント
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