Red Hat Linux 7.2の場合,インストールと同時にGRUBがハードディスクのMBRにインストールされた状態にできる。このため,Red Hat Linux 7.2だけを標準的に利用するのであれば,GRUBの再インストールの必要性はない。 しかし,誤って/sbin/liloを実行したり,make bzliloを実行したりするとGRUBが上書きされLILOに置き換わってしまう。また,複数のOSをデュアルブートするために既存OSのブートローダーをGRUBに置き換えたいこともあるかもしれない。そのような場合には,GRUBをハードディスクにインストールし直す必要がある。この操作は意外と簡単だ。 まずは,先に作っておいた起動用フロッピーディスクから起動し,GRUBコマンドのプロンプト状態にしよう。そして,次のようにしてsetupコマンドを実行すればよい。 この操作だけで,フロッピーディスク(