北朝鮮は9日、東海岸の海上で新型の短距離ミサイル3発を日本海に向けて発射し、韓国軍は北朝鮮がこのところ強硬な姿勢を見せていることから警戒を強めています。 ミサイルは、ことし2月にキム・ジョンウン(金正恩)第1書記が視察した際に発射に成功したとしていたものと同じ、艦船から相手の艦船に向けて発射する艦対艦ミサイルとみられるということです。 射程は正確には明らかにされていませんが、およそ100キロほどとみられています。 また、韓国国防省によりますと、北朝鮮の西南戦線軍司令部から9日韓国大統領府の国家安全保障室に宛てて、「立ち向かう勇気があるなら挑戦してみろ」とする通知文が送られたということです。 この西南戦線軍司令部は8日、韓国軍の艦艇が北朝鮮側が設定した海上の境界線を繰り返し越えたと非難し、今後境界線を侵犯すれば予告なしに攻撃を加えると威嚇していました。 韓国軍は9日のミサイル発射など、北朝鮮