豊洲新市場の問題で注目が集まる東京湾岸エリアでは、2020年東京五輪の競技場整備に向けた動きも進められている。なかでも注目されるのが、五輪後にマンションを中心とした街づくりが予定されている選手村だ。どんな街ができるのだろうか。 ●「HARUMI FLAG」の最新記事はこちら タワーマンションなど約5650戸を五輪後に供給 まず選手村ができる場所だが、晴海エリアの一番西にある晴海5丁目。豊洲新市場のある豊洲ふ頭とは運河を挟んだ中央区側に位置する。計画では東京ドーム3個分にほぼ匹敵する約13万3900m2の土地に、14~18階建ての宿泊施設21棟と商業棟が整備されるという。 五輪が終わった後は宿泊施設をマンションに改修し、さらに50階建てのタワーマンション2棟を建設。合計約5650戸のマンションを供給する。 昨年3月に東京都が発表した整備計画によると、一般向けの分譲マンションだけでなく、サービ