中国有数の不動産開発業者である碧桂園のドル建て債について、初のデフォルト(債務不履行)に該当すると受託機関が債券保有者に通知した。ブルームバーグ・ニュースが内容を確認した。 世界2位の中国経済を動揺させた不動産セクターの債務危機が広がりを見せる中で、ドル建て債のデフォルトは、碧桂園が資金繰りに行き詰まりディストレス状態に転落したことを浮き彫りにする。同社は中国で過去最大規模の債務再編に向かう可能性が高い。 受託機関のシティコープ・インターナショナルは、碧桂園が先週終了した猶予期間内にドル建て債の利払いを履行できなかったことが「デフォルト事由」に該当すると債権者側に通告した。 碧桂園は9月17日が当初の期限だった1540万ドル(約23億円)の利払いを30日間の猶予期間内に履行しなかった。 発行済み元本総額の25%以上の債券保有者が要求する場合、受託機関は猶予されていた元本と金利の支払いを請求
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