クラウド会計サービスなどを手掛けるfreee(東京都品川区)が電子公告に掲載した貸借対照表(2017年6月30日現在)によれば、累積の利益や損失の指標となる利益剰余金は60億700万円の赤字(前年同期は36億5200万円の赤字)だった。マネーフォワードと競合しながらFintech業界をけん引するfreeeだが、売上などを推定してみると“違和感”もある。 freeeは12年設立。13年3月にリリースしたクラウド会計ソフト「freee」をはじめ、「人事労務 freee」「会社設立 freee」など、主にバックオフィス向けのクラウドサービスを展開するFintech企業。メインターゲットは個人事業主などのスモールビジネスで、17年4月時点で「freee」の利用経験がある事業所は全国80万を突破した。 資金調達面では、正式リリース前の12年12月に米国のVC、DCMから5000万円を調達したのを皮切
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