図1 共鳴型ワイヤレス給電システムの開発を手掛ける、WiTricity 従業員は25名。最近、2万平方フィート(およそ1858m2)の敷地のオフィスに移転した。 「共鳴型」と呼ぶワイヤレス給電技術の実用化に向け、研究開発を進めている企業の1つが、米国に本社を構えるWiTricityだ(図1、ホームページ)。米Massachusetts Institute of Technology(MIT)の研究グループから、共鳴型ワイヤレス給電に関する技術ライセンスを受け、2007年に設立した(関連記事)。 ただ、2007年の設立以降、同社の研究開発の動向は、ほとんど公開されていない。そこで、実用化に向けた最近の状況や、同社が手掛ける共鳴型ワイヤレス給電モジュールの特徴を、同社のDirector of Business Development & Marketingを務めるDavid Schatz氏に