米Texas Instruments Inc.(TI社)は,RFトランシーバ回路を集積した低消費電力のマイコン「CC430」シリーズを発表した。マイコンとRFトランシーバの2個を組み合わせる場合に比べ,パッケージ寸法が小型化でき,実装面積を低減できるとする。民生用と産業用の無線ネットワークや,エナジー・ハーベスティング(環境中の光や熱,振動などから微小な電力を取得する技術)を利用する無線センサ・ネットワーク,防犯システム,自動検針システムなどに向ける。
米Intel Corp.は,環境にある電波から電力を回収するシステムを開発した。テレビ塔から4.1km離れた地点で受信したところ,60μWの電力を回収できることを確認したという。電力回収回路の負荷抵抗値は8kΩ,電圧は0.7Vである。
高電圧MEMSドライバ回路基盤技術 High Voltage Driver Circuits as a Platform for MEMS Actuators† 応答速度や一定電圧下での最大変位といったマイクロアクチュエータの特性は,使用できる駆動電圧の大小に左右されます.そのため,研究室レベルでのマイクロアクチュエータ駆動には数十Vの電圧が使われることがおおいのですが,一方,実用化を目指したMEMSデバイスを作ろうとすると,高電圧回路(オペアンプなど)はコストがかさみます.また,システム構成複雑になると,MEMSチップへの電気配線が膨大になります.本研究ではこの問題を解決するために,はじめから高電圧アナログ/デジタル混在回路を作っておいたシリコンチップ上に,あとからMEMSアクチュエータをポストプロセスでモノリシック集積化するためのASIC的な技術を,東芝との共同研究により開発しました.
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