急に訪れたテレワークシフト、「私物端末で業務を継続」が1割強 今回のパンデミックを機に、今後テレワークシフトを検討する企業も少なくないだろう。オフィスと同等の生産性を維持し安心、安全なテレワークを実現するには業務で利用する業務端末にも目を向けたい。今後の働き方を考えるためにも、緊急事態宣言下のテレワークでの業務端末、機器にまつわる問題点を振り返りたい。 まず、テレワークで使用する端末について尋ねたところ、「ノートPC」が最も多く87.8%、次いで「シンクライアント端末」13.8%、「デスクトップPC」12.8%、「タブレットPC/2-in-1 PC」11.8%と続く結果となった(図1)。 関連してテレワークで使用する端末について、勤務先からの支給状況も尋ねた。勤務先から支給された端末を利用と回答したのが77.2%と約8割を占めた。会社からの支給がなく私物端末で代用と回答した人が13.6%存