僕はブログにコメントをするのが怖い。 インターネットをし始めた頃、もう10年近く前になるのか。その頃、クラシック音楽のサイトもどんどん登場してきていた。僕はクラシックの話が出来ることに驚喜した。驚喜まではしてないか。同胞の人達がたくさん居ることを静かに喜んだ。そして掲示板に書き込みをする。「僕もブラームスが好きです」、「カラヤンってそんなに良くないですか?」、「この録音いいですよね」。そんな感じ。 そんなある時、「hrkntrさん、***(サイト名)でも、***(サイト名)でも、大変頑張っておられますね」というような書き込みを見付けてしまった。そこには饒舌に書き込みをする僕を戒めるようなトーンが感じられた。そして段々と前後の書き込みを見ているうちに、強烈な皮肉なような気がしてきた。そして、掲示板に書き込んで意見を表明することが、必ずしも良いことと受け取られるわけではないことを知った。当たり