OLだった美苑は会社の倒産がきっかけで、小さなデザイン会社に転職。個性的なスタッフの支えを受けつつ、新米ライターとなった彼女の仕事ぶりとその成長を描く。 作者のフリーライター時代の体験を元にしている部分もあるという。[要出典] 麦田 美苑(むぎた みその) 主人公。[要出典]25歳[3]。もともとはある商社で4年間経理をしていたOLだったが会社が倒産し、求人誌で見つけたデザイン会社「有限会社マース企画」に経理担当として転職。後に憧れていた職業であったライター業も兼務するようになり、やがてライター専任となる。ペンネームは「麦みそ」[注釈 1]。文章を書くこと自体は大好きで冗長になってしまうことが多く、長文の苦手な大部分の同僚に珍しがられるほど。学生時代には数年の歳月をかけて長編小説を書き上げたり、片想いポエムを自作していたこともあったらしく、大島はこの経験が現在の美苑の文章力に繋がっていると