『ザ・レイド』をUS盤BDにて鑑賞。 すでにアメリカでは大ヒットしており、リメイクも決定、そして一部好事家の間では公開前から話題になっているインドネシア製のバイオレンス・アクション。 日本版の予告編では歴代のアクション映画のタイトルがずらずらと並び「アクション映画に新たなる歴史が刻まれる」という、なかなか挑戦的な打ち出し方をしているが、それは伊達じゃなかった。そのことば通り、ホントにアクション映画史の新たなる1ページを目撃しているような、そんな気分にさせられた。エポックメイクとなる作品は数あれど、まさかインドネシアからそれが出てくるとは不意打ちもいいとこ。『燃えよドラゴン』もそうだが、いわゆるマーシャルアーツ映画というのは*1もしかしたらアジアが先進国となって、世界をリードしているのかもしれない。そう思わせるくらい画期的で革新的な作品であった。 ストーリーは至極単純。麻薬王が支配し、住人全