法務部に配属になった新人審査担当者には「秘密保持契約書」の審査をやってもらうことが多いです。私も現在の会社に入社した時はまず秘密保持契約書の審査から入りました。 秘密保持契約書の審査から入ることが多い理由としては、単純にその契約条項の分量が少ないから、という理由もありますが、一番の理由は「契約審査に必要な要素の全てが秘密保持契約書の審査に含まれている」といえるからです。いわゆる「てにをは」の修正方法や一般条項の有無のチェックから始まり、検討内容が明確に定められているか、検討期間・有効期間が適切に定められているか、技術情報を開示する場合には権利の帰属に関する規定が定められているか、等のチェックをもれなく迅速に行ういい訓練になります。 ある先輩は、「契約審査は秘密保持契約の審査に始まり、秘密保持契約の審査に終わる」と言っていましたが私もそのように感じます。中途採用の面接でテストするとすれば、私
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