現在、web shopping rumors(ルモアズ)にて、ブランド『THEE HYSTERIC XXX』が販売されている。2003年にスタートした『THEE HYSTERIC XXX』について話を聞いた。 まとめ=梶井 誠(本誌) Photo by Jamandfix 素材とシルエットと縫製だけで勝負できるものがほしくなる ──THEE HYSTERIC XXXはメンズですが、2003年に立ち上げた理由から いま、ウィメンズでは、『HYSTERIC GLAMOUR』と『Hysterics』があるんですが、たとえば10代に『HYSTERIC GLAMOUR』の服を着ていて、それから海外ブランドに興味が移って、30代半ばぐらいになって、クチコミで『Hysterics』を知って、「こういう服もつくってるんだ」と、大人になって戻ってきてくれるケースも多い。それを考えたときに、メンズにもブランド
【繊研新聞 05日】 「wjk」のデザイナー橋本淳は今秋から、セレクトショップ「ホワイト」=写真=を立ち上げた。橋本がwjkで培ったネットワークを生かして、「良いものを作っているけれど、まだこれからのブランドに光をあてる」新しい試みだ。 ショップでは、橋本がセレクトしたブランドに1ラックのスペースを貸し、マーケットに送り出す舞台にする。約66平方メートルの店内には、各ブランドが委託販売形式で、ラックに自由に商品を並べられる。複数のブランドが競演する合同展のようなインキュベーションの空間だ。 「大きなショップに入れないし、直営店をすぐに出せるほどの力もない。でも、一つひとつは面白いものを作っているブランドに、wjkの生産や販売のつながりから出会った」のが店を出すきっかけになった。「そんなブランドに、消費者の目に触れて成長する機会を提供する」と橋本。 秋は帽子ファクトリー「マニエラ」、
【繊研新聞 28日】 百貨店のキャリアで秋物が動き始めた。売れ筋は、カットソートップやワンピースなど、ジャストシーズン対応の中軽衣料だ。18日以降気温が下がったことを受けて、ニットトップが売れ始めたブランドもある。消費者の財布のひもの固さを象徴するように、「着まわせるセット品」「今すぐ着られて、先まで着られる」「価格抑えめ」など、なにかしらのお得感が売れ筋のキーワードとして浮上している。 ■着まわし商品 「インディヴィ」(ワールド)では、ウールジョーゼットのカラーブロックワンピース(1万9000円=本体)が売れている。ワンピースに見えるが、実はチュニックとスカートのセットになっているので、3通りの使い方が出来る。 「ICB」(オンワード樫山)は、ロングブラウス(1万9000円)が好調だ。ポリエステル・キュプラ・綿のボイル素材で残暑でも着やすく、チェック柄で秋冬のトレンドを分かりやすく
【繊研新聞 8日】 ■フォークロアスタイルに ショート丈が中心 08年秋冬のレディスでダッフルコート風アウターが広がっている。素材は綿やファーなどで、丈はショートから腰が隠れるくらいのやや短めが中心。薄い素材で軽めに仕上げているのが新鮮だ。フード付きのデザインがカジュアル基調の今の気分にぴったりだし、トッグルボタンはトレンドのフォークロアや山系アウトドアのにおいを感じさせる。昨年から今春にかけて大ヒットしたモッズコートやパーカに代わるアイテムとして期待できそうだ。 レディスショップ、パラビオンの「ハンブル・バイ・マスタングランチ」は、おへその少し下くらいの丈の綿のAラインジャケットにトッグルボタンを付けた。首周りとフードは東欧風の幾何柄ニットに切り替えて、フォークロア感を強調。フードは取り外すこともできる。丈が短いため、パーカ感覚で着られそう。1万1800円(本体)。 「アミリス」(
【繊研新聞 14日】 ■ブリティッシュカントリーの流れ マウンテンブーツのマーケットの裾野が広がっている。昨年はトレンド層にヒットしたが、08年秋冬はセレクトショップを筆頭に、他の販路でもカジュアルスタイルのアクセントとして欠かせない存在になりそうだ。各ショップは「昨年は種まき、今年が刈り取りの時期」と昨年以上の売れ行きを見込んでおり、街履きを意識してデザインや価格帯などのバリエーションと奥行きを増やしている。 昨年は秋の立ち上がり段階で、完売するセレクトショップが相次いだ。シーズンテーマの山を象徴するアイテムとして品揃えしていたが、インポート中心だったため買い付け数量は多くなかった。今シーズンはヘビーデューティーやブリティッシュカントリーの流れもあり、扱いブランド数や型数を増やしている。 ジャーナルスタンダードはダウンやフェアアイルのセーター、チェック柄のアウターなどとのコーディネ
【繊研新聞 12日】 ■ポップな色、素材使いで女性も取り込む メッセンジャーバッグは幅広い年齢層に支持されて人気が継続している。最近は自転車ブームの影響を受けてさらに盛り上がりを見せた。バッグのカテゴリーとして定番となり、人気は秋冬も続きそうだ。商品はメッセンジャーとしての機能を重視した本格的なものよりも、バッグとしての使いやすさや、見た目の可愛さなどファッション性を強調したものが多い。シンプルなデザインでユニセックスに使える色使いが主流だ。 ステラインターナショナルが今春から販売を始めた「クエール」は、ドイツのメーカーとスイスのデザインチームが作る。キャンバスとレザーのコンビで、機能的でスタイリッシュなデザインが女性にも人気だ。ノートパソコンを収納するケースが付いているなどビジネスにも対応する。5色展開で2万3000円(本体)。 エヌ・エー・ジムはアウトドアブランド「ロウアルパイン
【繊研新聞 07日】 「ドレスキャンプ」の前デザイナー岩谷俊和は10月、新ブランド「イワヤ・フォー・ドレス33(サーティスリー)」でパリ・コレクションにデビューする。 岩谷はアトワンズ退職後、デザイン会社IWYと生産・販売のDSファクトリーを設立し、新ブランドの骨格を作ってきた。ブランド名は中心アイテムのドレスと「ここからスタートする」という思いを込めて、デザイナー自身の年齢の33をプラスした。10月末には東京でもショーを行う予定。 商品はこれまで以上にハイクオリティーを目指す。価格帯はドレス13万円から18万円、ジャケット7万8000円から15万円、ブラウス4万円から7万8000円。 店は12月から、百貨店にインショップを随時開店する。09年2月には東京・青山に直営店を開く予定だ。初年度の販路は直営店と百貨店5店など。3年後は百貨店15店舗まで増やし、売上高20億円(小売価格)を
【繊研新聞 07日】 定番回帰のトレンドが続くメンズファッションに、08〜09年秋冬も古き良きブランドを再生する動きが相次いでいる。誰もが知っている超定番から久々のブランドまで、国内外から注目度の高い復刻勢が出揃う。 ■スポーツ系 最新の機能や微妙な色変化 今シーズンは、現行品の知名度も高いブランドが、新しい一面を見せようとアーカイブを復刻する動きが出ている。代表格は「コンバース」。コンバース・フットウェア・ジャパンが、秋冬からリバイバルモデルを集めた日本独自の新ライン「コンバース・アディクト」を立ち上げる。ファッションショップのみで販売し、現行モデルとは違うおしゃれ専用のアイテムとして定着させる試み。初シーズンは、60年代にオールスターを履いてプレーしたバスケット選手チャック・テイラーのモデルを再現した。太い糸と打ち込みの強い綿のヘビーキャンバス地を使い、カラーは現行の白ではなく生成
デニムの代名詞である「リーバイス」の「501」が2008年秋冬にフルモデルチェンジする。それにともない1981年に登場したレディスジーンズの代表格である「W501 」も一新する。メインとなるのは、オリジナル・ボタンフライが最大の特徴のレギュラーストレートだ。そして、人気のカプリパンツは「W501」のシエルエットをきれいに見せる絶妙なレングスだ。さらに、足をきれいに見せるためにサイドにはスリットが施され、加工後に裾のステッチを解くことで、ライトなユーズド感溢れる仕上がりになった。また、「W501」をカスタマイズした、ロングブーツとの相性が抜群のセミロング丈スカートも登場予定だ。
【繊研新聞 2日】 ■上品なリラックススタイル ポップな色柄がポイント 原宿ヤングメンズで「ストリート×サロン系」スタイルが急浮上している。今春夏、ポップな色柄が広がると同時に、グラフィックプリントTシャツ、デニムパンツにスニーカーといったスタイルが増えた。トレンドはゆるいリラックス感覚が強くなっており、モードっぽい気張ったスタイルから大きく変わる気配だ。 ストリート系の浮上はニューレイブやエイティーズの影響を受けた形だ。しかし、90年代のストリートとは異なり、トップはタイト、ボトムはひざ部分が少しルーズ、ひざ下がテーパードした上品スタイルが主流だ。ゆるいサロン系との相性が良く、ミックススタイルも広がっている。 エバーラスティングライド(東京)のカジュアルショップ「マスターワークス」は、サロン系とミックスしたストリートスタイルで人気だ。遊歩道に02年にオープン、オリジナルのストリート
【繊研新聞 01日】 ■原宿ストリートを発信源に、トレンドが大きく変わろうとしている。 蛍光色のハイテクスニーカーにデイパック、ナイロンブルゾン。そんなスポーツアイテムを組み合わせた、個性的な女性たちが原宿ストリートで目立つようになった。少し前までボリュームトレンドだった「モテ」「カワ(可愛い)」を体現するフェミニンスタイルが、いつの間にか消えている。 雑誌の売れ行きにも変動が起きている。スポーツミックスなボーイッシュカジュアルの月刊誌『mini』(宝島社)が年末から勢いを取り戻した。実売部数が前年同月を超え、特にボーイズミックスとスニーカーを特集した5月号は56%増だ。箕浦ちさ子編集長は「モテ系甘めファッションの人気が長く続いたので、それに飽きた女の子たちが少し違うテイストを求め始めている」と分析する。 ■ヤング以外も この流れを受けて久々に人気を盛り返しているのが、ビーズインター
【繊研新聞 04日】 服地コンバーターの09年春夏企画で、エコロジー素材の提案が広がっている。オーガニックコットンなどの天然繊維だけでなく、ポリエステル分野にも拡大、「アパレルからの見本反引き合いも相次いでいる」(丸池藤井)など、商談は順調に進んでいる。 大松は09年春夏から同社の柱素材である綿企画「クリアーナ」で、初めてオーガニックコットンを原料にした糸使いを加えた。収益の一部を環境保護団体などに寄付することを検討している。また同社はコットンリンター使いの素材で、プリント企画を展開する。 伊吹はリサイクルポリエステルを使った約30柄のプリントを展開するのに加え、生分解性ポリエステル「アペクサ」も導入、無地、プリントの企画を提案する。丸池藤井は、オーガニックコットンやリサイクルポリエステルなどで複合素材やプリント素材を展開する。 サンウェルや北高は今シーズンからオーガニックコットン
【繊研新聞 2008/04/04付掲載】 08年秋冬のプレミアムジーンズは、ビンテージの流れが強くなっている。きれいめな濃色トレンドが続いていたが、次はジーンズ本来の風合いを生かした表現に移行している。ベルボトムの提案も見られた。 「シチズンズ・オブ・ヒューマニティ」のメンズは、ビンテージ加工のジーンズに弾丸をプレスして作ったネオバボタン、軍物の仕様を取り入れた大ぶりのジッパーを装飾に使った。デニム生地は軽めの9、10オンスが中心で、加工で深みを表現した。「カシル」はスーツの裏地用のストライプ生地を袋布に使う。生地はブルーグレーやブラックグレーといった黒系のカラー、リベットやボタンも黒。 ニュージーランド出身のデザイナーが06年に始めた「サイモンミラー・ジーンズ」はヘビーな13オンスを中心に、セルビッチデニムなどすべて日本製デニムをビンテージウオッシュで風合いを出した。 ベルボトムで
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