8月10日、埼玉・西武ドームで行われた新日本プロレスの真夏の最強戦士決定戦『G1 CLIMAX 24』最終戦。 『G1 CLIMAX 24』の優勝決定戦にはオカダ・カズチカと中邑真輔が進出。7勝3敗の14点でAブロック2位だった棚橋弘至と、8勝2敗の16点でBブロック1位タイだったAJスタイルズはスペシャルシングルマッチで激突したが、この一戦は事実上の“3位決定戦”だ。 ■棚橋とAJで2015年G1の3位決定戦 IWGPヘビー級王者ながら優勝決定戦進出を逃したAJとしては、せめてここで棚橋を撃破し、その上でG1覇者の挑戦を受けたいところ。AJvs.棚橋の一戦は戦前の予想を上回る好勝負に。お互い相手の技を読んで切り返したり、相手が防御の体勢に入った瞬間に違う技にスイッチしたりと高度な攻防が展開され、西武ドームに集まった1万8000人ものファンを引き込んでいく。 AJは雪崩式フランケン