中国と韓半島(朝鮮半島)の作戦を総括する米インド太平洋軍のサミュエル・パパロ司令官(60、米海軍提督)が11日(現地時間)、「(中国が実際に台湾を攻撃する状況を迎えても)在韓米軍をはじめとする朝鮮半島のいかなる軍事力も再配備する計画はない」と明らかにした。 インド太平洋軍司令部は多国籍海洋訓練「環太平洋訓練(RIMPAC・リムパック)」期間中に韓国の取材陣に米ハワイ州ヒッカム空軍基地を公開した。インタビューは、米国側の要求によりヒッカム空軍基地の滑走路で米ステルス戦闘機F-35B(5機)を円形に配置し、パパロ司令官がその真ん中に立って答える方式で進められた。パパロ司令官は韓国に関連して「同等(eaual)」という言葉も8回も使用した。この日、パパロ司令官は5月の就任以降、初めて韓国メディアのインタビューに応じた。 --尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が9日、インド太平洋軍司令部を訪問した。