ジャパネットたかたに大打撃を与えた情報漏えい事件 近年、個人情報保護法の策定による法的な後押しもあり、多くの企業では情報漏えい対策が取られている。にもかかわらず、情報漏えいに関する事件や事故は増加傾向にあるのが現状である。これまでいくつもの事件が世間の大きな関心を集めてきたが、中でも大きなインパクトを与えたものの1つが、2004年3月に通販会社のジャパネットたかたが引き起こした約51万件にも上る個人情報の流出事件である。 ジャパネットたかたの前身である「株式会社 たかた」は1981年6月、長崎県佐世保に創業した。通販会社として事業を行う中、90年代からラジオを皮切りに、新聞広告、テレビなど、複数のメディアを活用した顧客開拓戦略を実施。独特な語りで商品を宣伝する高田明社長は、ジャパネットたかたの名物キャラクターとして人気を集め、同社は通販業界の雄として、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの急成長を遂げ
昭和33年、東京タワーと時を同じくして「大戸屋食堂」を池袋東口に開業した大戸屋は、2008年で創業50年を迎える。フランチャイズ店を含めて205店舗に拡大した現在でも、大戸屋は素材へのこだわりをもち、店舗での調理を実施し、女性や30~40代の健康に気を遣う年齢層から多くの支持を得ている。 大戸屋では2001年にPC向けウェブサイトを、2007年12月に携帯電話向けウェブサイトを開設している。今回はその携帯サイトに注目して、開設の経緯と今でも更新に利用しているコンテンツ管理システム「katy」について伺った。 ウェブサイトの基本的な情報や利用CMSに関する情報はページの末尾に記載。 「とりあえず作る、という姿勢でしたね。うちの店からウェブサイト制作会社に転職した人に頼んで、フレームワークだけ安く作ってもらいました。商品の画像を貼り付けて、テキスト情報を作るのは、市販のソフトを使って社内でやっ
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