過剰な紫外線を浴びることは健康にさまざまな悪影響を与えるとして、皮膚科医で作る学会は、子どもが屋外で過ごす際、時間を工夫することなどを学校現場に求める指針を初めてまとめました。 この指針は、皮膚科の医師で作る日本臨床皮膚科医会がまとめたもので、子どもが学校や幼稚園などで過ごす際の紫外線対策が示されています。 このうち外で活動する時間については、紫外線の強い午前10時から午後2時までの時間を避け、運動会などの学校行事も春ではなく紫外線に対する肌の抵抗力が強くなる秋に行うよう勧めています。 また、紫外線のおよそ60%をカットできるとして、つばが7センチ以上の帽子をかぶることや、肌の露出をできるだけ抑えるため袖や襟がついた服を着ることを呼びかけています。 このほか、小学校などで使用が禁止されていることが多い日焼け止めクリームについても、特にプールでの授業などの際には活用するよう勧めています。 新