米国Evernote本社で活躍する日本人ディレクター佐藤真治氏。AppleでOS開発に携わったキャリアをもつエンジニアリングのスペシャリストであり、現地での起業を経験したアントレプレナーでもある彼に、「今、日本のエンジニアがやるべきこと」について伺った。 Microsoftのオファーを断り、Appleを自ら辞めた日本人エンジニア。 すごい日本人が、いるところにはいるものだ。新卒で入った国内大手電力会社を1年で辞め、趣味のプログラミングを仕事にしようと決意。どうせやるなら本場で、と米国スタンフォード大学に留学。卒業後にオファーをもらった会社はApple、Microsoft…などそうそうたる顔ぶれ。 憧れだったApple入社後はOS開発に従事するも、約3年で自ら退職。理由を尋ねると、返ってきた答えにまた驚かされる。 「 自分の中で“3年ポリシー”を定めていたんですよ。最初の3年は学べることが多