英語圏の“geek”は日本のオタクとどう違うのか? ― geekたちの性に関するアンケート調査の結果が示すもの 日本でgeekと言えば、アキバBlogの管理人さんを思い浮かべる人が多いかもしれないが、英語圏(主に米国)には、geekと呼ばれる(もしくは、そう自認している)人たちが多数棲息している。日本の「オタク」とほぼ同義である。 メタルギア』に登場するオタコンは、オタクをもじった名前である(筆者は、本業の一部としてオタコンやスネークの台詞を訳したことがあったりするが)。このほか、nerdという単語にも、オタクや専門バカの意味がある(X51.orgのサイト副題“Occult News for Nerds”に含まれているnerdは、この意味と思われる)。 それと、英語のgeekと日本語の「オタク」には、性別に関して大きな違いがある。日本では、対象が女性の場合には「オタク」という言葉はあまり使